1961年(昭和36年)年の懸賞情報「ロッテガムを買って、特賞1000万円を当てよう」

最初にお菓子やアイス、そしてたくさんのキャンペーンでおなじみのロッテの歩みをご紹介したいと思います

今回大注目していただきたいのが、1961年(昭和36年)に実施された賞金1000万円の懸賞です!

長くなりますが、少しの間お付き合いください。

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ロッテは1948年(昭和23年)に日本で創業

「私たちはみなさまから愛され、信頼される、よりよい製品やサービスを提供し、世界中の人々の豊かなくらしに貢献します。」
を企業理念とし、菓子・アイスの製造販売を中心とした事業活動を展開しています。

引用:lotte_company_profile.pdf

HISTORY

1948年6月
株式会社ロッテ創業
株式会社ロッテ誕生、チューインガムの製造販売を開始。
初代社長は重光武雄

 

1950年3月
新宿チューインガム工場完成
衛生管理が徹底されたチューインガム工場が完成。

 

1952年
「カーボーイガム」大人気
台紙つきから箱入りになった「カーボーイガム」大人気。

 

1954年10月
「スペアミントガム」発売
天然チクルと厳選された原料を使用し、スペアミントの清涼感を生かした製品として、品質・市場ともに支持された。

 

1956年10月
南極学術探検隊にガムを贈呈
第一次南極探検隊の携行用チューインガムを開発し贈呈。
その後誕生する「クールミントガム」の持つ、
爽やかさイメージである「南極・ペンギン」のモチーフとなる。

 

1957年4月
「グリーンガム」発売
ペパーミントのさわやかな風味、清涼感たっぷりのクロロフィル(葉緑素)配合の「お口のエチケットガム」として発売。
今に至るまで人気の超ロングセラー商品として愛されている。

 

1958年5月
ロッテ歌のアルバム放映開始
後にロッテの看板番組となる「ロッテ歌のアルバム」がスタート。
1977年8月、放送1000回を迎え、長寿歌番組となった。

 

1960年6月
「クールミントガム」発売
南極をイメージした爽やかさが人気となり、「グリーンガム」同様、現在も人気の超ロングセラー商品として愛されている。

 

1961年4月
賞金1,000万円の懸賞を実施
「ロッテガムを買って、特賞1,000万円を当てよう」天然チクルセールを実施。
760万通もの応募総数で懸賞自体が話題となり、売上も大幅に伸ばす結果となる。

 

1964年2月
チョコレートへ進出、ガーナミルクチョコレート発売
ロッテ初のチョコレート「ガーナミルクチョコレート」発売。
当時アメリカ式の軽い味わいが主流であった中、ミルクチョコレート発祥の地スイスの味をコンセプトに、まろやかな口溶けと味わいで消費者の心をつかみ、現在も人気のロングセラー商品となっている。

 

1970年3月
キャンディへ進出
ココロール」、「チョコレートキャンディ」発売。

 

1971年1月
ロッテオリオンズ球団誕生
プロ野球のロッテオリオンズ球団(現 千葉ロッテマリーンズ)正式誕生。(ロッテオリオンズの愛称は1969年から)

 

1972年2月
株式会社ロッテリア設立、外食産業に進出
9月に第1号店オープン。

 

1972年3月
アイスクリームへ進出
イタリアーノ」はじめ34種を一斉発売。

 

1974年9月
「クランキーチョコレート」発売
モルトパフのサクッと軽い軽快チョコ。

 

1976年10月
「マザービスケット」シリーズ発売
翌年、菓子のオリンピックといえる「モンドセレクション」に出品し、初出品で金賞受賞の快挙を成し遂げる。

 

1979年9月
「パイの実」発売
64層のサクサクパイとまろやかなチョコレートの相性がばっちり!

 

1981年10月
「雪見だいふく」発売
アイスクリームの常識を変えた空前の大ヒット商品となる。

 

1983年9月
「チョコパイ」発売
半生ケーキ」というジャンルを開拓した。

 

1984年3月
「コアラのマーチ」発売
発売以来、愛され続ける人気商品となっている。

 

1985年9月
「のど飴」発売
のど飴」というキャンディの新しい分野を確立した商品。

 

1986年
「ビックリマン」大流行
 からの<悪魔VS天使シリーズ>が爆発的なブーム。最盛期で年間4億個を販売した。

1994年4月
「トッポ」発売
いつでもどこでも、手軽に楽しめるということで、女子高校生に大人気となる。

 

1994年11月
「レディーボーデン」販売開始
上質な味わいのプレミアムアイスクリームのレディーボーデンを、ボーデン社とのライセンス生産により販売開始。

 

1996年2月
「ゼロ」発売
世界で初めてミルクチョコレートのシュガーレス化に成功。おいしいシュガーレスチョコを実現した。

 

1996年3月
「モナ王」発売
いつも腹ペコな若者向けに、大きなサイズのモナカアイスとして発売開始。

 

1999年4月
「爽」発売
新食感バニラアイスクリーム「」発売。 均一の大きさの微細氷がひと口ごとにバニラアイスをさっぱりと洗い流し、最後のひと口まで飽きることなく楽しめるアイス。

 

2001年4月
あなたの噛みたいガム募集キャンペーン実施
21世紀を記念し、応募者が噛みたい新しい味のガムを募集。
「お母さんのコワーイイカリを抑える味のガム」等、21種類の味のガムを制作し、応募者にプレゼントした。

 

2002年5月
「キシリトールファミリーボトル」発売
家庭やオフィスなどに置いてみんなで分けて食べるなど、ガムの食シーンをひろげる。

 

2003年6月
「クーリッシュ」発売
『チアーパック』を使った新感覚の「飲むアイス」。

 

2006年8月
「ACUO」を発売
爽やかな香りや味が従来よりも長持ちする「MFLアクオカプセル」を採用。
口臭エチケットニーズを取り込み、20代~30代の若者を中心に大人気となる。

 

2009年3月
「Fit’s」発売
新感覚の噛み心地やおしゃれなパッケージが、斬新なCMやキャンペーンとともに、若い年代を中心に大人気となる。

 

2015年10月
「スイーツデイズ 乳酸菌ショコラ」発売
「乳酸菌はチョコで摂る時代へ」、チョコレートで乳酸菌を「生きたまま」「おいしく」「いつでもどこでも」摂ることが出来る『乳酸菌ショコラ』を発売。

引用元:ロッテの歩み|ロッテについて|お口の恋人 ロッテ 

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アイスクリームの「イタリアーノ」は、木のヘラでよく食べていました

カップのアイスで1個50円という、手頃な値段が買いやすかったと思います。

フタも確か紙製で、ツマミ部分を引っ張って開けるとフタの裏側に少しだけアイスがくっついているので、一番最初にヘラですくって食べていた記憶があります。
思い出したらちょっと貧乏くさいかな・・・
いや食べ物をきれいに食べることは良いことでしょう・・・

チョコレート&バニラがお気に入りでした。

参考:https://www.lotte.co.jp/corporate/about/history/

1961年(昭和36年)年4月 
「ロッテガムを買って、特賞1000万円を当てよう」天然チクルセール実施について一言


参考:https://www.lotte.co.jp/kengaku/gum/school/07.html

ロッテガム50円分の包装紙を送ると「1000万円が当たる抽選券」が貰えるという内容だったようです。

過去例をみない大懸賞に日本中が沸き立ちました。

当時の1000万円は現在の感覚でいうと1億円ほどにもなる賞金だそうで、760万通もの応募総数だったそうです。

ロッテ=良質のガムというイメージが定着し、売り上げも業界トップになったそうです。

参考:ガムの豆知識|ガムタウン|工場見学・学ぶ|お口の恋人 ロッテ

 

チクルとは?
アカテツ科サポジラの樹木から染みでる乳液を煮つめた固形物。
柔軟さと弾力性とをあわせもち、チューインガムの原料として不可欠。

 

昭和36年にガムが1個50円というのは、おやつにしては少々高かった気もします。
それでも1000万円を手にするため、多くの人たちがロッテのガムを買い、応募が殺到する様子も想像できます。

宝くじ感覚だったかもしれません。

詳細は分かりませんが、他にも「賞」がつく当選賞品があったようなので、本当に夢のあるキャンペーンだったと思います。

昭和の時代、特賞1000万円が当たった方はその後どのような人生を送ったのか少し気になります。
はずれた方は、ものすごいがっかりしたと思います。

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ガムという事で、久しぶりにロッテのガムを購入してきました

発売当初の昔懐かしいデザインへ復刻した商品です

上から
①ブルーベリーガム(1982年)
②梅ガム(1976年)
③スペアミントガム(1980年代)

「ブルーベリーガム」「梅ガム」はパッケージを発売当時のデザインに変更。
「スペアミントガム」のパッケージは1980年代のデザインを再現しています。

 

↓1954年に発売された当時の「スペアミントガム」です。
さすがにこちらのパッケージは知りませんでした!

参考:https://www.lotte.co.jp/corporate/about/history/

復刻版という事で、嬉しく懐かしく久しぶりです!
味は当時の記憶があまり残っていないので、きっとこんな味だったんだと!!思い出しながら食べてみました。

 

ロッテについてふり返ってみると、数々のヒット商品があります。

新商品が発売されていますが、また何十年後には現在の新商品も「なつかし~い」となるのでしょうね!

なつかしい昔の懸賞情報は続きます。
次回もロッテです。

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